〒373-0054 群馬県太田市長手町183番地 ■TEL:0276-25-4556 ■FAX:0276-25-2803 ■お問い合わせ:tsubaki3@beige.ocn.ne.jp
椿産業株式会社
HOME バイオビリオン バチルスカメリア カクサンアミノ アシスト 会社概要
 

「クビアカツヤカミキリ」が特定外来種に指定されました

平成30年1月15日に「クビアカツヤカミキリ」が特定外来種に指定されました。
サクラやモモ、スモモ、ナシ、ウメ、カキなどの樹木に被害を与え、被害の拡大が懸念されています。特に樹勢が低下したサクラの老木が被害にあう可能性が高いとされています。
クビアカツヤカミキリは胸部が赤いのが特徴で、体長は2.5~4センチ。自然分布は中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾で、輸入木材に付着するなどして国内に入り込んだと考えられています。幼虫は樹木の内部で、生木を食べながら2.3年かけて成長します。約10匹で樹木を枯死させるといわれています。
すでに、東京、埼玉、群馬、栃木、愛知、大阪、徳島などの各都府県で被害が確認されており、今後さらに被害の拡大が予想されます。
サクラの老木は特に注意が必要です。
予防対策としては、衰弱させないこと、衰弱している場合は樹勢を回復させることが必要です。樹勢の回復には数年を要する場合が多いことから、早めの対応が求められます。幼虫が確認された場合は、幼虫の駆除と併せて樹勢回復の対策を行うことが必要です。
樹勢の強化・回復には、サクラなどに長年の実績がある弊社製品が有効です。

【樹木は害虫の忌避や有害菌の不活性化作用を持つフィトンチッドやファイトアレキシンと呼ばれる揮発性成分を出して、害虫や有害菌から体を守っています。
ところが、衰弱してしまうとフィトンチッドが少なくなってしまいます。
この結果、害虫や有害菌の侵入を許すことになってしまい、食害、病気、樹体内への産卵などにより最悪の場合は枯死してしまいます。
害虫や病気の予防になるフィトンチッドは、樹勢の強さに応じて強くなりますので、衰弱させないことが重要です。】

   
   (文 2018.1.16 産経ニュースより
http://www.sankei.com/life/news/180116/lif1801160007-n2.html
 埼玉県内のサクラが危機にさらされている。15日に特定外来生物に指定された「クビアカツヤカミキリ」がサクラやスモモの樹木を浸食しており、被害拡大が懸念されるからだ。危機感を募らせた県環境科学国際センター(加須市)は対策の周知、県民参加の調査などの被害防止作戦を開始する。
 クビアカは平成24年に愛知県で発見されて以降、各地で散見されるようになった。県内では、25年に草加市の桜の名所「葛西用水」で初めて確認されたたが、同市と市民の活動によって被害拡大が抑えられた。
 しかし、27年に群馬県、28年に栃木県といった隣県での被害が確認され、県内でも29年に熊谷、行田、加須、羽生、深谷、越谷の6市で成虫の侵入やサクラ計約35本の被害が確認されている。1匹のメスが最大約1千個の卵を産むなど繁殖力が高く、対策が遅れると大量発生する恐れがある。
 クビアカは胸部が赤いのが特徴で、体長は約2・5~4センチ。自然分布しているのは中国やモンゴル、朝鮮半島、台湾で、輸入木材に付着するなどして国内に入り込んだと考えられる。幼虫は樹木の内部で、生木を食べながら2、3年かけて成長する。約10匹で樹木を枯死させる。
 被害が懸念されるのはサクラ、モモ、スモモ、ナシ、ウメ、カキ、ザクロなどで、とくにサクラの老木が被害に遭う可能性が高い。被害に遭った樹木の周辺には幼虫の糞(ふん)と木くずが混ざった「フラス」が散乱し、樹皮にはそれらを排出する穴が空く。あるいは、比較的大きな成虫の脱出口が空く。これらを見つけた場合、幼虫の駆除と市町村の環境関係部局に通報するよう、呼びかけている。
 被害防止作戦では、被害防止の手引きを7千部作成し、市町村や各環境管理事務所を通して配布するとともに、同センターホームページ(HP)で公開する。桜保全活動団体や管理者、学校関係者などを対象とした説明会も開催する。第1回は2月1日、幸手権現堂桜堤の関係団体・機関を対象に幸手市内の公民館で行われる。
 同センターは「状況が把握しきれていないので、見つけたら市町村の環境関係部局に通報してください。皆でサクラを守りましょう」と呼びかけている。
■被害防止の手引き
埼玉県環境科学国際センター
http://www.pref.saitama.lg.jp/cess/center/kubiaka.html


Copyright(C) TSUBAKISANGYO CO.,LTD. All Rights Reserved.

 

.